ベテランソープ嬢のアドバイス

私が吉原風俗求人に応募してから風俗業界に入って20年。バブルで落ち込む日本がようやく落ち着き始めた頃でした。

当時ソープに勤めていた私は、バブルで大量の借金を抱えてきた人、離婚で一人ぼっちになってしまった人、童貞で夢も希望もないと泣きながら懇願してきた人など様々な悩みを抱えた人たちにソープという風俗で癒しを提供してあげて明日への活力を振る舞ってきました。だからこそ風俗=性欲のはけ口みたいな現代の考えが私は許せないのです。

幸いにも私は最初に入ったソープ店で20年間働き続けており、老舗の会員制ソープ嬢として単純な性欲を満たすために訪れたお客さんが来ることはないけれど、インターネットの掲示板ではソープの専売特許である挿入はデリヘルやホテヘルでも利用できるといった書き込みを見てとても悲しくなります。そして性欲の満たすためのツールとしてしか風俗を捉えない男の考え方は風俗嬢として働いている女の子たちにも伝染しており、私が20年前に抱えた悩んで苦しんでいる男の人たちをソープという風俗で癒してあげようという考え方を持つ人は一人もおらず、男が勝手に私の身体を使って性欲を満たすのを私はただ機械のようにこなしてお金を稼ぐだけだと風俗サイボーグ、いや性欲を満たすための道具として存在している女の子が非常に増えています。

風俗とは性欲を満たす場所なのかもしれません。しかし風俗にやってくるお客さんは全員心に闇を抱えており、それを少しでも和らげてあげることこそが私たち風俗嬢の役割なんだと私は心の底から思うのです。ただただ男の性欲を満たすことなんて道具であるオナホールにだってできます。私たちは道具ではありません。人です。動いていて感情もちゃんとあります。性欲発散の道具ではありません。性欲を満たしつつ男の人たちをもっと満足させることは私たち風俗嬢が人間であるからこそ出来るものなのです。

たまにフェ〇チオに自信のある女の子が風俗店へと入店しますが、フェ〇チオで男をイカせられなかったときパニックに陥るそうです。でもパニックに陥る必要はないのです。私たちにあるのは口だけではありません。口がダメなら手を使えばいい、手がダメなら胸を使う、胸でもダメならお尻といいた風にもし得意技が通用しなかったとしても、目の前に風俗を利用してきたお客さんがいるのなら全身を使って言葉を使って最高のサービスを提供することこそが私たちの仕事なのです。

もしこれから風俗の世界に飛び込むのならお金だけでなく、男の人を満足させたいという気持ちを持って入店してくださいね。